千畳敷カールと木曽駒ケ岳
下伊那郡に来たのなら駒ヶ根の千畳敷カール観光に行かねば!と話をしていたのですが、折角ロープウェイを使って千畳敷カールまで行くのなら木曽駒ケ岳に登ってみようか!と、登ってきましたの記録です。
2024年9月26日、気持ちの良い晴天で登ってきました!
大変美しい景色でした。
駒ヶ根が近いのでまあまあのんびり出発しました。
バスは始発だと超混みしそうなので始発から2本程遅らせたのですがそれでも混んでました。山道をがったんごっとん走るので酔い止めの薬を飲んでおけば良かったと思ったりでした、途中で景色の紹介もありましたが全く見れませんでした笑。
バスからロープウェイへ!
なんと7分で千畳敷駅に着きます。
”中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイは、宝剣岳直下の通称「千畳敷カール」まで架けられた山岳ロープウェイで、起点しらび平駅(1,662m)から終点千畳敷駅(2,612m)までの高低差950mは日本一です。また、千畳敷駅は日本一標高が高い「日本最高所駅」となっています。
公式ウェブサイトより”
という紹介がロープウェイに乗っている間アナウンスで流れていました。こんな急角度で上がっちゃうんだ!?という角度で登るので一度体験していただきたいです。
ロープウェイを降りた途端に目の前に絶景。
ロープウェイはなかなかのお値段ですが、乗って良かったと心の底から思える景色でした。観光でここまでの方もいますが、登山の方はここが山歩きのスタート地点ということになりますね。

千畳敷駅のお店やテラス等を堪能した後登り始めました。
乗越浄土に辿り着くまの八丁坂が一番の難所ですね。
登り終えた時の景色が良すぎてびっくりしました。

この山頂に辿り着いてやっと奥に日本100名山の木曽駒ケ岳山頂が見えてきます。
そして中岳から一度下り、そして山頂に向けて登り返します。すれ違う下りのおじさんとちらっと挨拶がてら会話したときに「登るも地獄、下るも地獄だよお…」と仰ってて、ほんとそうですね…と会話しておりました。この辺りになると足がだいぶシンドイ感じになっています。

山頂には神社が2つあります。
”伊那駒ヶ嶽神社 中央アルプス木曽山脈の最高峰、駒ヶ岳の山頂に鎮座する2つの社殿のうちのひとつ。 2つの社殿は木曽側にあるものは木曽駒ヶ嶽神社、伊那側にあるものは伊那駒ヶ嶽神社と呼ばれている。 1338年に高遠家親が開設し、八社大神を祀り、1532年に木曽郡上松町の徳原長大夫春安が駒ヶ岳神社を建てたという。
おみやさんcomより”
とんでもない昔から建ってる神社でした。
山頂より中岳方向を見下ろした写真です、右に見えるのは宝剣岳です。
宝剣岳山頂のとんがった部分に立って両手を広げたりしている方がいて、下から見ていてヒェッとなりました。高所に強い方すごい。

山頂ごはんを堪能しましたら下山開始!
途中のテント場から見た山がとっても綺麗でこちらにも行ってみたいと思いました(思っただけ)

ゆっくりゆっくり足を労わりつつ下山しました。
最高のお湯でした。
というスケジュールでした。
登山初心者なので普通の方よりだいぶ時間をかけて登って降りてとした感じです。人生で一番高い場所(物理)へ到達したこの日でした。
大変気持ちよく、そして楽しく充実した1日でした。
オマケでライチョウ動画です。
山頂で突然足元に現れました、ラッキー!
折角動画も撮ったのでUPしてみます
(音声は周りの方のお声やシャッター音ががっつり入っております)
お昼ごはんを食べるぞ~~と山ごはんとして持ってきたカップヌードル用のお湯を沸かし始めたら何故か足元にライチョウがやってきてがっつり砂浴びを始めました。
ライチョウって砂浴びするんですね…。とか思いながら見ていたら他の登山客の方々がライチョウ!ライチョウだああ!とカメラやスマホを構えながらわんさか集まってこられて、ライチョウとお湯を沸かしている私たちを囲む形で撮影会が始まりまして。これはもうカップヌードルを作って美味しい匂いを出してる場合じゃないなとそそくさと移動しました笑。
ただ、生ライチョウは初めてだったので大変貴重で興味深い体験をさせて頂きました!
平易な言い回しではありますが、山という非日常に飛び込むのは大変楽しく、素晴らしい体験であると感じました。
そして色んなギアが欲しいという欲望がのそりと出てきました。今まで使っていた登山靴が合わず、今回コロンビアの靴に変えて臨みましたが履いた感じや歩きやすさが全く違った為、山ギア選択の楽しさも体感してしまったことが大きな理由です。
山に登るとなると良い装備が欲しくなっちゃいますね。
そしてそして、過酷な登山道を踏破する強靭な体が欲しいと思った今回でした。
出来る範囲で筋トレ等頑張っていこうと思います。
そんなこんなの初の木曽駒ケ岳登山体験記でした。
また登れる範囲の、身の丈に合った山に行きたいものです。
[…] 本年はもっと勉強した事・知ったこと・思ったことを言語化、そしてBlogなりなんなりで出力していくことに注力したいなあと考えております。また、昨年に木曽駒ケ岳にチャレンジ&登山完遂したことで登山がより楽しく感じ始めました。難易度の高い山は難しいのですが、初心者ハイキングとして行ける範囲で低山登山等楽しんでいきたい所存です。 […]
[…] この辺りには日帰り温泉が3つあり、その1つには木曽駒ケ岳登山帰りに一度入ったのですが他2か所がまだなので行ってみたいなあと思ったりでした。 […]