自然湖@大滝村
大滝村の自然湖がとても綺麗ですよというお話をお聞きして、御岳神社里村参拝の後に行ってみました!
大滝村までの道のりもなかなかのものでしたが、そこから更に15分程度でしょうか、大滝川沿いのくねくね道を車で走るとやっと自然湖が見えてきました。
いったいどんな綺麗さなんだろうと思っておりましたが、他の色々な湖とはまた一味違う綺麗さを持った湖でした。


小さな湖なのですが、立ち枯れしている木々がなんとも他では見ることができない景色を作っていました。
こちらの湖に着いた時刻は11月下旬の14時過ぎ頃だったと思うのですが、まだまだ昼過ぎだというのにもう日暮れ近いかのような雰囲気でした。木曽の更に奥の奥、王滝村を越えて王滝村滝越という地域は冬は特に日が短い地域だなあと感じました。
因みに向かう途中の道端には溶けきっていない雪の塊がいくつも落ちていました。住んでいる伊那ではまだまだ雪など見えなかったのですが、谷深いこの場所ではもう雪が溶けきらずに残っていくのだなあとしみじみ思ったりでした。積雪ピーク時は雪が凄いことになりそうです。
自然湖の景色についてウェブサイトより引用させて頂きます。
自然湖の景色
自然湖と呼ばれる場所は川幅が広く、深くなり、約1kmほどあります。地震前は、深い森に囲まれ、王滝川が流れる美しい山深い渓谷でした。堰き止められた後、深いところで約20mも水位が上昇し谷間の森が水没してしまいました。水没していない部分の木々は、水面から悠々と生えているかのように、何本も立ち並び、神秘的な雰囲気が漂う湖の景色になっています。
年月が経ち、立ち枯れの木々が倒れ、少なくっています。また、支流の下黒沢から土砂の流入もあり、岸が広がっているところもあります。
自然災害、自然の力で形成された自然湖ですが、また、自然の力で風景が変化しています。自然の急激な変化と、ゆっくりした変化を感じられる風景です。
地震により地形が変化することで自然湖にも影響が出ており、今後もこの風景はどんどん変化していくことになりそうです。
行った時は日曜日だったのですが、私たちの車の他にも1台車が停まっていました。
散策していると三脚付きの立派なカメラを持ったお年寄りの男性が湖の奥側から歩いていらっしゃいました。ご挨拶すると、諏訪からこの自然湖の写真を撮りに来たけれど到着が遅くなってしまい、日差しのピークを逃してしまって残念、とのこと。木曽からかなりの距離がある諏訪からも撮影に来られる程の湖なんだなあと思ったりでした。

駐車場から少し歩くと橋がかかっており、その橋で御岳山方向から流れているせせらぎを越えてカヌーの発着場に行くことができます。
自然の地形を利用した発着場で、色んな方がカヌーに乗り降りする際に頼りにしたであろう大きな古木のどっしりした根がありました。

とっても綺麗な湖でした、西遊記の映画かなにかの撮影現場になったという情報もカヌーのお店の壁面に書いてありました。
春夏の良い季節にカヌー体験等したらそれはもう格別の気持ちの良さと一生忘れないような風景になるのではないかなと思いました。
自然湖は谷合のこれまた奥の奥にひっそりと佇んでいる湖なので日が陰るのが大変早いです。行かれる方はとにかく早めの時間に着いたほうが、より美しい風景を楽しむことができると思います♪
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