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木曽御獄神社 王滝口@王滝村

Aya

2024年12月1日、木曽のほうへはまだ数度しか行ったことが無いのでもうちょっと探索を進めてみよう!ということで王滝村の木曽御嶽神社へ行ってきました。

伊那からはお馴染みの権兵衛トンネルを通り19号に出て、南へ向かいます。
島崎藤村の「木曽路はすべて山の中である」というフレーズがどうしても浮かんでしまう木曽道中です、本当に最初から最後までずっと山の中にいる感じです。

左手に見えてくる「道の駅 日義木曽駒高原」を通り過ぎ、更に進むと「道の駅 木曽福島」が見えてきます。
こちらの道の駅は駐車場もかなり大きく、また、お土産店舗やお食事をできるレストランもあり休日となるとかなり賑わう道の駅です。
こちらで昼食を済ませて、ここからは20号線に入って御嶽山の方向へ向かいます。

道なりに進むと木曽町三岳にある道の駅、「みたけ道の駅」があったのでこちらにも寄ってみました。 昔からの道の駅の施設もあるのですが、そちらに併設されている「さとテラス三岳」は2022年8月にオープンした建物でとても綺麗でした。こちらの建物は名古屋大学 御嶽山火山研究施設となっており、2014年に発生した御嶽山噴火についての色々な資料や研究内容が展示されています。

みたけ道の駅

↑昔からの道の駅。道の駅スタンプはこちらの店舗にあります。

↓さとテラス三岳です

道の駅についてはまた別記事でまとめていこうと思います。

三岳道の駅を過ぎて473号線に入り、どんどんと人が少ない方向に走ります。やっと小さな集落が見えてきたところで更に256号線に入り、川沿いのまあまあな細さの道を御岳湖の方向へ進みます。

御岳湖沿いにくねくね道を走るとやっと王滝村が見えてきます。木曽福島の道の駅から1時間弱位かかったような記憶です。

御嶽神社 王滝里宮 鳥居周辺

今回はこの王滝村にある「御嶽神社 王滝里宮」が目的地です。
村の看板通りにまあまあ急な坂道を登っていくと神社の大きな鳥居が見えてきます。鳥居のすぐ横に2台程の駐車スペースがあったのですが気づかずにそのまま通り過ぎて、鳥居を過ぎた箇所にある社務所横の大き目の駐車場に車を停めました。

後程鳥居のところまで一度降りて写真を撮りましたので鳥居周辺の写真を載せておこうと思います。

道路に面した大きな鳥居の奥に更にもう1つ鳥居があります。

鳥居横には御嶽神社里宮の参拝図がありました。
解りやすくイラストで見どころ的なところも書いてあって有難いです。

御嶽教と仏教は何か違うのかほんのり気になりつつです、以前住んでいたかなり北のほうにある大町市にも御嶽教神社がありました。が、神社の内部は今まで行ったことがある仏教神社とはかなり違うように感じました(滝、他色んな物の配置等)
また何かの際に調べてみたいと思います。

この看板通りだと一番上の里宮本殿拝殿までは451段の階段を上るということみたいですが、現地だともうちょっと段数が違うように書いてあったような気もしますが、おおよそ4~500段弱位の古い石積みの階段をえっちらおっちら上ることになります。

階段はとても古いものともう少し前の時代のものかな?と思うものの2パターンありました。前半はあまり段差が大きくなく細かく上っていく感じです。後半は江戸時代だったか、かなり古い時代に作られたものという看板があったように思います。

御嶽神社 里宮 里宮本殿拝殿と里宮御神水

一番上に近づくと、何やら人の声が聞こえてきます。
よくよく聞いてみると読経の声でした、お祓いや何かの神事があった日のようです。

一番上には拝殿の手前に「里宮御神水」がありました。
綺麗な苔にあたりながら流れ落ちる水があまりに美しすぎて衝撃を受けました。

本当に綺麗で、これはここに神社建てて正解!と思いました。

因みにこの流れる水は大きくせり出した巨岩の中腹から流れていました。まぎれもない石清水ってやつですね。というか、なぜそこから出てるの?という気持ちになる場所でした。

因みにこの「里宮御神水」は飲むこともできます。
飲んでみましたら柔らかな口当たりのなんとも美味しいお水でした。


水飲み場から石清水辺りの動画です、迫力を少しでも感じて頂けたら幸いです。

想像していた以上に神聖で、厳かな雰囲気を感じた御嶽神社里宮でした。
石清水の写真も一枚載せておこうと思います。

霊峰 御嶽山と御嶽神社

御嶽神社は御嶽山頂上に奥社があり、里宮は一合目、そこから二合目、三合目ととそれぞれに神社があるようです。

それぞれに祀っている神様が違うようなので、勉強と記録の為に頂いたパンフレットより転載させて頂きます。

御嶽神社頂上奥社(頂上)

  • 大己貴命(おおなむちのみこと)
  • 国常立尊(くにのとこたちのみこと)
  • 少彦名命(すくなひこなのみこと)

文武天皇の御代大宝(702年)信濃国司高根道基が創建。

田ノ原大黒天(七合目)

  • 大国主命(おおくにぬしのみこと)

    商売繁盛、開運の御神徳

三笠山神社(七合目)

  • 豊斟斟渟尊(とよくむぬのみこと)(三笠山刀利天/みかさやまとうりてん)

    道中安全、交通安全の御神徳
    外科医の日々の生活の反省と登拝の決意を新たにする場所でもある

八海山神社(五合目)

  • 国挟槌尊(くにさづちのみこと)(八海山提頭羅神王/はっかいさんだいづらしんのう)

    眼病平癒の御神徳

十二大権現(四合目)

  • 木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

    子授け、子育ての御神徳

御嶽神社 里宮(一合目)

  • 大己貴命(おおなむちのみこと)
  • 国常立尊(くにのとこたちのみこと)
  • 少彦名命(すくなひこなのみこと)

    文明16年(1484年)に現在の地に岩戸五社と小社を再興したものであり、御嶽座王権現三十八座の一座で岩戸権現と呼ばれた

御嶽神社配布パンフレットより

御嶽教

御嶽教については公式サイトに詳しく載っておりましたのでこちらも転載です。

御嶽教は御嶽山を根本道場として発生し、ここに登拝する崇敬信仰者が集団結合して明治15年5月17日に立教独立を明治政府より公認、同年9月28日に開教されて以来136年の歴史を歩んでまいりました。

○○教と申しますと、なんとなく得体の知れない新興宗教と思われる方も多いようですが、御嶽教は山岳信仰、民間信仰として古くから親しまれ、教祖を持たず、選挙によって管長を選出する民主的な信仰団体であり、明治天皇より勅許を受けた教派神道であります。

御嶽教公式ウェブサイトより

教派神道。
あまり馴染みがない単語ですが、神道のひとつということなんですね。
より日本古来の民間宗教に近い形の神社ということが今回記事を書く上で調べてみてよく解ったので良かったです。古事記とかの神様の名前がちらほらなので本当に古い日本の神様を祀っているんですね、その辺もまた色々勉強してみたいなあと思った今回でした。

兎にも角にも、御嶽神社里宮は本当に美しい場所でした!
色んな方に是非参拝していただきたいです♪


Information

木曽御嶽神社 里宮

Open9:00~16:00
Tel0264482660
Address〒397-0201 長野県木曽郡王滝村東3315
Webhttps://ontakejinja.jp/

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長野県のんびり研究家
長野県在住。 長野県をメインにお出かけ先の色々を日記的にゆるくご紹介します。

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